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キャリーミーの面談内容を初公開!業務委託で成果を上げる“優秀なプロ人材”の特徴とは

こんにちは。キャリーミーnote編集部です!

手前味噌ですが、キャリーミーを活用してくださっている企業様からいただくお褒めの言葉として
「推薦いただいたプロのマッチング精度が高い」
があります。
なぜそうしたお声をいただけるのか。理由の一つである「CA(キャリアアドバイザー)面談」について、公開したいと思います。

キャリーミーでは、企業の課題に対して適切にマッチするプロ人材をアサインすべく、プロ人材に対してCAによる面談を実施しています。CA面談を通して、職務経歴書には書かれていないプロ人材の強みや魅力、希望条件などをヒアリングすることで、より精度の高いマッチングにつなげているのです。

今回は、CAの福元さんにインタビューを行い、CA面談ではどんな質問をして、どんなポイントを見ているのかなどをお伺いしました。

職務経歴書には書かれないプロ人材の強みを引き出し、より適したマッチングにつなげる

――CAはどのようなお仕事なのでしょうか?

主な業務としては、キャリーミーにご登録されたプロ人材の皆様と面談をして、今までの経歴や強みなどをいろいろとヒアリングさせていただき、レポートにまとめています。

案件が発生した際に、企業様にプロ人材を推薦していく「推薦チーム」や、企業様への営業を行う「FS(フィールドセールス)チーム」が推薦しやすいように、情報を用意しておくのが私たちの役割です。ときには、私たちの方から推薦チームや営業チームに「この方がマッチしますよ」とプッシュしていくこともあります。

――プロ人材の方々には、登録の際にご自身で職務経歴書等のご提出やシステム上での経歴入力をお願いしています。そのうえでCA面談を行う目的は何でしょうか?

直接お話を伺っていくと、職務経歴書には載っていないその方の強みが結構出てくるので、そこを引き出すということが1つの目的です。それに加え、職務経歴書に表れにくいお人柄、ヒューマンスキルといった部分も、CAがヒアリングを通して拾い上げ、面談レポートとしてまとめることで、マッチングに役立てることができます。

▲面談者の経歴書、プロフィール画面、お顔(会議ツール画面)、メモツール、など同時に閲覧しながらCA面談を行なっている

――面談はどのような流れで行われるのですか?

おおむね1時間で、こちらから質問して会話を進めていきます。
皆さんにする質問としては、

・業務委託での受注経験の有無
・ある場合はその内容、契約状況
・稼動可能なペース(平日日中で週16〜24時間など)
・出社はどの程度可能か
・職務経歴書に書いていないスキルや実績(数値面での実績、0からの立ち上げ/体制構築の経験、責任者経験、育成経験など)
・経験や知見のある業界、商材、市場
・希望する業務内容

などがあります。

さらに、各職種で確認項目を設けています。

例えば広告運用ですと、「運用経験額」は推薦を検討する上で重要なポイントの一つなのですが、職務経歴書に書いていないケースが多いので、そこをお伺いします。

稼働条件では、週1回やMTGベースでも出社可能かどうか、すり合わせを行うケースがあります。職種や業務内容にもよりますが、フルリモートしか対応できないとご紹介できる案件の間口が狭まってしまうので、確認をしながらご相談させていただくこともありますね。

(画像はイメージです)

また、ご希望の業務範囲を広げていただけないかご相談するケースもあります。例えばマーケティング戦略策定ができる方が、戦略策定のみを希望される場合、実務の部分まで賄えないかをお伺いします。

なぜなら、キャリーミーの場合、ベンチャー・スタートアップのクライアント様が多く、社内にはマーケティングのノウハウはもちろんリソースもないというケースが少なくありません。そうなると戦略策定にとどまらず、その戦略を実行する、つまり手を動かすところも担っていただきたい案件も比較的あります。今お話した事情についても、プロ人材様側にご理解いただけるよう正直にお伝えしています。

もちろん企業様側にも、課題解決できる人材のマッチング精度をより高めるべく、戦略と実務は募集枠を分けるなど検討頂けるよう営業が切り分け提案をします。戦略も実務もできて、あの分野もこの分野も幅広く可能な方に来ていただきたいお気持ちはよく分かるのですが……業務を分けた方が優秀な人材を採用しやすいのです。

これはキャリーミーが広告費0で登録者や企業を集め事業をグロースできたプロ人材活用のコツの一つでもあります。

「あなたはどんな企業のどんな課題を、どのような手法で解決してきましたか?」

キャリーミーのCA面談では、共通して行っている質問があります。

「あなたはどんな企業のどんな課題を、どのような手法で解決してきましたか?」
キャリーミーのサービス立ち上げ間もないころからずっと続いている質問です。

(画像はイメージです)

――なぜこの質問をするのでしょうか?

キャリーミーの事業は、単なる人材マッチングではなく「企業の課題解決をするためのプロ人材のアサイン」を行っているからです。プロ人材の中には、「どんな業界業種でも(なんでも)対応できます」と回答される方も比較的いらっしゃるのですが、それだと少し印象が薄くなってしまうんですね。

マーケティングでは「ターゲティング」が重視されるように、もしどの企業にも対応できるとしても、絞ってご紹介した方がクライアント様には刺さりやすいんです。
ということもあって、私はこの回答から、企業に対してマーケティング的な視点を持てる方か判断の参考にすることもあります。もちろん、あくまで判断基準のほんの一部としてですが……。

そもそもこの質問に戸惑われる方もいらっしゃるのですが、あえてこのような抽象度の高い質問にしています。代表の大澤も「この質問に的確に答えられる人は優秀な人材の可能性が高い」と話していました。

なんでも対応できますと回答された方には、どのような企業にその方の強みを発揮できるのかを面談で探ります。いざマッチングする時には、企業様にその強みが伝わるようCAからのコメントで補足することがあります。

――CA面談ではお人柄やヒューマンスキルも見ていくとのことですが、どのように見極めているのでしょうか?

まずは面談中の受け答えや雰囲気などです。そのうえで色々と見極め方はありますが、例えば、こちらが少し回りくどい質問や端的ではない質問をしたときに、どのように反応、回答されるかを見させて頂くこともあります。

少しわかりにくい問いかけであっても意図を汲み取ったり、入り組んだ内容を切り分け紐解き、スムーズに回答される方ですと、どのようなクライアント様ともコミュニケーションがスムーズにとれる可能性が高い方だろうと考えます。

というのも、クライアント様には自社の課題を理解し、明確な意図をもってプロ人材を活用する企業もあれば、具体的にどうすればいいかわからない上に、そもそも何が課題なのかもわからず困っている企業もいらっしゃいます。

後者の案件の場合、自社の状況を説明頂く際に、場合によっては端的ではなく一見意図もわかりにくい説明もあります。やり取りする相手は経営者だけでなく現場の様々なポジションの方というケースもあります。

言葉の後ろにある状況や、相手の意図も汲み取った上で的確に業務にあたれる方かどうかは非常に重要です。内容を瞬時に整理し、その上で提案や説明を相手にわかりやすくお伝えできる方だとなお良いですね。業務委託においては、コミュニケーションを含めた、やり取りのスムーズさも重要スキルになります。このスキルが契約の継続率にも関わってきます。

頭の回転が速い、話しやプレゼンが上手といったスキルの高さや分かりやすい優秀さが際立つ方もいらっしゃいます。それだけではなく、相手視点に立って柔軟に対応できる方も強みとして面談レポートに書き添えていますね。その様なヒューマンスキルも業務委託では意外と重要だったりします。

――まるで人事の採用面接みたいですね。

(画像はイメージです )

私たちCAが見ている部分をこうしてお伝えすると「採用面接みたい」と感じるとは思うのですが、実際の面談では、おそらく面接のような雰囲気はあまりありません。かつ、違いとしては、採用面接ではその後に合否を決める一方で、CA面談ではできるだけその方の魅力を引き出せるように考えながら、お話を伺います。

一方で企業様からすると、このCA面談があることでプロ人材との採用面談が一回だけでもマッチする人材に合える可能性が高くなるというメリットがあります。

想いや特殊性を伝えることで優秀な人材のロイヤリティを高める

――面談時に意識していることはありますか?

キャリーミーと長く関係性を築いてもらいたいなと思っているため、毎回ではないのですが、キャリーミーの理念や創業の想いをお伝えしています。それに共感していただいたプロ人材の方は、当初よりも希望条件を緩和してくださることもありますね。

また、プロ人材の登録者はどんどん増えているので、すぐに案件のオファーができるかどうかはわからない状況です。その中で、いざお声がけしたときに、しっかりお返事をいただけるような状態をつくるためにロイヤリティを高める工夫しています。

例えば、面談のときの雰囲気のようなものも一つですし、他社にはないキャリーミーの特徴もお伝えしています。一見不透明な、面談後の流れを丁寧にお伝えすることも影響してくるだろうと思っています。

また、プロ人材様が起業後しばらくして事業拡大する際には企業側としてキャリーミーを活用検討頂く可能性があり、潜在顧客でもあると私は思っているので、登録者から見たメリットだけでなく企業から見た特徴も少しお話しするようにしています。

――なるほど。企業から見たメリットとは、例えばどのようにお話しされるのですか?

例えば、キャリーミーにはプロ人材を活用するノウハウと実績がある点です。キャリーミー自身が業務委託のプロ人材を活用してグロースしてきたサービスであり、その様な業務委託の紹介サービスは他にはあまりないようです。自らプロ人材を活用してきた中で得たノウハウなどをお伝えでき、企業様から選んでいただける理由の一つになっていることをお伝えしています。

働き方に迷われている方こそ!日本企業の課題解決にお力を貸してください

▲いつもはリモートのCAメンバーも社員総会に参加

――最後に、CA面談を希望される方へメッセージをお願いします。

起業したいと考えているものの軌道に乗るまでの収入がネックで踏み出せない方。子育てやご家族の介護があってフルタイムでは働けないけれど、ご自身の専門性や強みを活かして働きたい方。NPOやボランティア活動、ご自身の趣味などにも、情熱をもって人生の時間を使っていきたい方。

そのような人生を送りながら日本の企業を支援したい方がいたらぜひ、キャリーミーに登録していただきたいと思っています!

私自身もそれなりに上記のような経験をしてきました。キャリーミーはリスクを取って挑戦する方を応援しているサービスなので、ぜひ日本企業の課題解決にお力を貸していただきたいです。

もう1つは、登録する際のアドバイスなのですが、職務経歴書の実績部分はぜひ具体的に記載することをおすすめします。

どんな業界業種で、どんな商材・サービスに関わった実績があるか。
どんな課題・状況に、ご自身は何をし、どんな結果を出したのか。

クライアント目線では、自社の状況と同じまたは似た経験がある方にお声がけしたいと考えています。過去の実績が具体的に書いていないと、せっかく合う実績をお持ちでも書類で落ちてしまうこともあるのです。

具体的に書くのって大変ですし、面倒に思う気持ちはすごくわかるのですが、それではもったいない!ぜひ、詳しく書いていただければと思います。


福元さん、ありがとうございました!キャリーミーではプロ人材の方のご登録を随時受け付けております。ぜひこちらからご登録ください!

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「本当に私たちが欲しい人材を紹介いただけるのかという思いは正直ありました。(中略)ワンポジションに対して候補の方2〜3名を選んでいただいたのですが、それぞれ違った切り口の経歴の方でありながら、しっかり当方のニーズは抑えていてすごいと思いましたね。」

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